PFFアワード2011に行って来た。 東京会場なんて、5年ぶり。ってかつての渋谷東急での上映はなくなり、 国立フィルムセンターでの上映。これが、また不思議で立派な建築物。観たのは2本。以下雑感など。『ダムライフ』(北川 仁監督)ダムの工事現場で倦怠な…
『家族X』(吉田光希監督・脚本)を観て来た。PFFスカラシップ作品である。 多くは語れない。家に持って帰る映画。 全てのひとが饒舌ではない。 積み重なるディスコミュニケーションがコミュニケーションの輪となる。 全ての答えは結ばれず、余韻のみが隕石…
『chain』(監督・脚本:加治屋 彰人)を観てきた。 ひょんなことから監督の加治屋くんと知り合って、以前CO2の『スクラップ・ファミリー』を観させていただいたこともあり、それが何かよかったので、前作をば。と。 何をどう観ても浮かぶのは、コロンバイ…
渋谷オーディオトリウムで開催されているキノ・トライブ2011という映画祭に行って来た。 『ゆれもせで』で主演していただいた神農幸さんが出演されている『UBIQUITOUS』(渡辺裕子監督)と『永遠に君を愛す』(濱口竜介監督)の中編2作品を観た。 どちらも深…
1gramix.天野千尋監督ワークショップオーディション見学に行ってきた。 1gramix.ってなんじゃらほい? 僕も詳しくお話聞いてはおりませんが、上映を最終目的とした映像制作団体であるし、まぁ細かいことはいいか。といういつものアレな感じで見学させていた…
ヨモフライ製作『ゆれもせで』内覧試写をした。 1回目はカラオケ店で。 2回目は某映画館様にて特別にスクリーンで閲覧させていただくことに。 概ね好評な感触。これからMAなど精度を高めてゆく所存であります。 試写期間中に見事に風邪。 その間に『ゆれも…
妻と人形町へ行ってきた。 南蛮ねぎそば。東嶋屋にて。ねぎもそうだが、温泉卵が濃い口のおつゆをまろやかに仕上げてよろし。 水天宮神社。 銅像がいちいちかわいい。おしりのかわいい犬。よんひきのカッパ。 おみくじ。おちつけ。とのこと。 散歩して甘酒を…
無職なわけで、蓄えと少しの失業保険で慎ましく暮らしている。 兼ねてから、妻がその生活に加えたかったミドリフグを飼うことにした。 2匹飼育し始めたが、1匹は体も小さく、すぐに弱って亡くなってしまった。 飼育の本など読んでみたら、ミドリフグという…
『きをつけてね』リライト。完了。そして改稿へとつづく。 シナリオを書く際には、まあ普通は全体の構成を考える。のだろうが。 僕の場合は大抵うまくいかない。紙に書いたりしたらなおさらである。 とにかく、書きながら脳内で人物に動いてもらって、それを…
ヨモフライ企画は既に撮影済みの『ゆれもせで』ともう一本『きをつけてね』という作品があります。 『きをつけてね』は僕が脚本を担当します。ヨモフライのきっかけになったホンです。 現在二度目のリライト。リライトってのは、部分部分を推敲するんじゃな…
『ゆれもせで』もうすぐ完成。 先日は撮影の松井宏樹くん(『ばけものの模様』『おばけのマリコローズ』撮影)がカラコレに参加。 静かなカラコレ。 少しだけ場面画像を。 なんのこっちゃわからん。という方をあらすじをHPからどうぞです。http://yomofly.we…
『ゆれもせで』音を追加したり、タイミングなどを調整作業中であります。折り返し地点までやってきました。 先日は脚本の岡君と一緒にどのような声を入れるべきか、禅問答しました。 議題は「おっぱいに勝る、渇望表現のそれ」 ロックンロールより強いおっぱ…
CO2東京上映展にて『スクラップ・ファミリー』(加治屋彰人・監督)を観た。 ホームレスを殺した姉、リアルドールに亡き妻を投影する祖父、饒舌だが世間体しか気にしない母、面倒を無視して過ごす父・・・。 なるほど、こんな家族の中で育てばまさにガラク…
『ゆれもせで』編集作業大詰めです。がんばります。岡君にリアルタイム演奏などをして頂いたりしています。 色々映画を観た。 『東京うんこ』(村松英治監督) 以前映画太郎にて同監督作品『ひねくれてもポップ』を観て、 表題通りのひねくれとポップさが混…
以前にも書いたヨモフライの公式HPつくりました。 ロゴデザインはヨモスガラブフィルムスの岡君です。 http://yomofly.web.fc2.com 『ゆれもせで』あらすじの通り、東日本大震災後に僕らが感じたことが芯にある映画です。 『きをつけてね』も表現技法は変わ…
CO2東京上映展『新世界の夜明け』(リム・カーワイ監督)を観た。 夜明けなだけに、夜の映画なのだが、登場人物全てがかわいらしく、ハレの映画だった。 冒頭はなんとまさかの北京ロケで、主人公の女の子ココが日本にやってくるまでの背景を 丁寧に説明して…
CO2東京上映展、行って来た。 昨夜は今泉かおり監督『聴こえてる、ふりをしただけ』を観た。 冒頭のダイナミックな導入から、主人公さっちゃんのお母さんの喪失への「こころ」を覗かそうとする 淡々とした語り口はほんとに初長編監督作品なの?という位の見…
3月のライオン 6 (ヤングアニマルコミックス)作者: 羽海野チカ出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2011/07/22メディア: コミック購入: 20人 クリック: 1,157回この商品を含むブログ (383件) を見る スピカ 〜羽海野チカ初期短編集〜 (花とゆめCOMICSスペシャル)…
『コクリコ坂から』を妻と観に行った。 冒頭、ふつふつと朝が迫って、ことことと朝ご飯の支度、ユニークな造りのお家(寮?)に ユニークな住人達の食事。なんでもない会話と食事がなんだかわくわくする始まり。 主人公の通う学校のキーポイントになるクラブ…
サッドヴァケイション プレミアム・エディション [DVD]出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント発売日: 2008/02/27メディア: DVD購入: 3人 クリック: 103回この商品を含むブログ (98件) を見る 『サッド・ヴァケイション』観た。 映画館で観られなか…
今、というかいっつもだが、シナリオ書いていて、 初稿はあがったのだけど、しかるべきところに提出した後に読み返してみると、 「あじゃー。云いたいことを言わせてはいないけど、これでは伝わらん」 と大反省。シナリオの基礎技術作者: 新井一出版社/メー…
色々なひとたちに電話した。 おなかぎゅうってなった。 僕はいつか戻ると思う、とくしまに。 でも絶対映画のことで戻る。 みたもの。『征服 スカイライン』 前半はごめんなさい、脚本がだめだめ。 ただラストのラストで、痺れた。 どうしてそこからの世界を…
ヨモフライによる企画・製作の監督作品『ゆれもせで』編集中。 おもしろいものになりそうです。 昨日『見えないほどの遠くの空を』という映画を観て来た。 云いたいことも表現したいこともわかる。 なぜならば、登場人物が全て吐露してくれているからだ。 た…
撮影日直前。「Xメン ファーストジェネレーション」 非常にストイック且つ大胆な描写。うーん。さすが、「キック・アス」の監督さん。 暗殺者よろしくアクティブなマグニートに対して鬼恵まれたセレブ、プロフェッサー。 そりゃ対立するよね。「あんたのき…
映画太郎という特集上映会に行ってきた。 http://d.hatena.ne.jp/EIGA_TARO/ 様々な映画上映もあるというのもいいのですが、スタンプカードがあったりして、何か楽しい。 僕が観てきたのはC,E,Gプログラム。どれもこれもぐるんぐるん頭の中で回っていてアレ…
小生監督・岡太地脚本による、 ヨモフライ製作 「ゆれもせで」クランクアップしました。 昨日と本日2日間に渡る撮影。 ほっとんど情報公開できん感じの作品ですが、 おいおい公開してゆきます。 すこし公開するならば、ロックンロールがあります。少し。い…
昨日。 岡君と『海炭市叙景』をみにゆきました。僕は題名すら、うろおぼえという前情報皆無で臨んだ。 するととてものめり込めた。 なんだろう?映画とはことばにできないもので、 僕はきっと、この映画のことを色々話すが、ことばにはならんだろうな。 こう…
ずっと前から、製作準備に入っていたのですが、 自主製作短編映画をつくります。 今回はヨモスガラブフィルムスの岡太地くんと共同製作というかたちになります。 すこしかわった形でつくるのですが、(仮プロダクション名ヨモフライ?)岡くんが脚本担当した…
未だ我が手に勝利なく さりとて これという 敗北もなく と言う感じのことをエレカシは唄ったが。 『マイ・バック・ページ』はそんなもどかしさがにゅにゅっと繋がる映画でした。 ホンモノになりたいけど、なろうとするんじゃなかったよ。 というのは目指して…
「ブラック・スワン」観て来た。 技術的なことの賛否はおいといて。(というかお客さんには一切関係ないこと) わかりにくい。 これに尽きると思った。 何が?というと映画自体がお客さんをどこに誘おうとしているのか。が完全に空回りだと思うのだ。 確かに…