リライト

ヨモフライ企画は既に撮影済みの『ゆれもせで』ともう一本『きをつけてね』という作品があります。
『きをつけてね』は僕が脚本を担当します。ヨモフライのきっかけになったホンです。


現在二度目のリライト。リライトってのは、部分部分を推敲するんじゃなくて、
完全に頭から書き直し。


一度目は『ゆれもせで』撮影前に。監督をつとめる岡くんも僕も納得のリライトが出来た。
で、『ゆれもせで』撮影後に色々こころが変わった。
僕は別段そのままでいい。と思っていたけど、岡くんのはなしを聞いていると、なるほど、ちょっともう一回書き直すよ。
となった。


少しずつ考え書き留めている。今回は1作品に掛かる中で、進むことができそうだ。


映画は『ツリー・オブ・ライフ』『アメリカン・サイコ』なんかを観た。
二作品、ジャンルも何もかも違うように思えるけれど、
作り手の作品への距離感は同じ様にびったり近いような気がする。
『ツリー〜』は画面の様々な回転がぼくらの人生に近づき、カットの刹那が、記憶を断片化していく。
スピリチュアルとかいうひとがいるけど、
めちゃくちゃ現実的な映画じゃないですか。


話は変わって徹夜明けで、とあるSNS経由で「アルフレッドビーチサンダル」というミュージシャンを知りました。
刹那的で素敵です。
刹那刹那、書きすぎた。ああ、かっこわるい。でも時間が過ぎるってすごいですやん。
先日、俳優のワークショップ講師をさせて頂いたのだけど、
エチュードの最中に「おまえら、時間が止まってんだよ!」って台詞が即興で飛び出して
うっわ!くっさい台詞だな。と白目になりかけたけどズキッと痛みも感じた。
止まっちゃいかんな。と。刹那に生きないとね。と。
映画つくっていく中でも時間とかきもちは止めてはいかんのだ。と。
リライトは10分の1しかできておらんのだ。と。


One Day Calypso

One Day Calypso