リライトから改稿

『きをつけてね』リライト。完了。そして改稿へとつづく。


シナリオを書く際には、まあ普通は全体の構成を考える。のだろうが。
僕の場合は大抵うまくいかない。紙に書いたりしたらなおさらである。
とにかく、書きながら脳内で人物に動いてもらって、それを記録しておく。
それが第1稿で、それから俯瞰で構成を見下ろす。見上げたりもする。
大抵が人の意見に左右される。
人の意見を取り入れない、自分なりに咀嚼しない。という行為は、
書くという行為を面白がれていない。と思う。


『SUPER』を観た。確かに『キック・アス』とは別物。
人物の動機や反応が自由自由自由。それであるが故に、出来事がグロテスク。
ケビン・ベーコンと朝食なんか食べたくないし、
そんな記憶、消したいよね。
だから、素敵な瞬間を頼りに生きたいよね。
その顛末、そしてそれをどう観せるか、どう伝えるか。
そのへんがツーンと鉄の味みたいに伝わってくるいい映画だった。