やさしいせいかつ


『サッド・ヴァケイション』観た。
映画館で観られなかったのを後悔。
この音は映画館で爆音で聴くべきだった。


上映時間ではない、時は刻々と存在していて、
離ればなれになった人々への思いというか、存在を手繰りたくなってくる。
作品というか主人公の思惑は血への抵抗なんだろうけれど、
その顛末がきっちり描かれている上に、そういったなき人の存在への思いが
余韻として心地いい。


男と女の表情が完全に男側からの視点なんだけど、それも愛おしいという感じだった。

やさしいせいかつ。
その底には切り離せない時と因縁があって、それを見つめるか見つめないか。なんだよなあ。