ろくおん

ちらほらとお仕事をさせていただけるようになりました。


しかも。
なぜか。
録音部。
という。


一本はPFF2006グランプリ監督でもあり、『イートスリープクリープ』主演の熊谷まどか監督最新短編映画。
助監督で現場入りと聞いてたが急遽当日録音担当に。
まどさんらしい、テンポのいい現場で楽しかった。

もう一本は『たまの映画』『終わってる』などの今泉力哉監督。
監督が最新作の録音さんを探していて「本当に誰もいなければ、僕で良かったらやります」と連絡してみたら、
即決定。
トータル4日間の集中的な撮影となった。

当日に台本が完成していくという柔軟な姿勢ではあるが、芯を通す作品づくりが面白かった。
人物のやり取りに煮詰まった際に、少し提案してみたことをしっかり考えてもらえた上で採用されて、
それも嬉しかった。
そういう柔軟さと、撮影後でも「あれはこうした方がいい」
ということをきっちり俳優さんに説明する姿も素敵だな。と。
現場は少数スタッフで録音、撮影、助監督が全員監督経験有りという異様な有様。
主張がいやーな感じでぶつかり合うことは無かった。


しかし、打ち上げの飲み会では「女性は自慰行為をしたことがないまま、生涯を終えるか否か」
で真っ二つに意見が割れるという、アレでした。

どちらの作品も来年に公開が決定しています。東京のみになるかもしれませんが、
詳細決定しましたら告知致しますので、是非おこしくださいませ!

以下、今泉監督作品予告編たち。