けいか

百万円と苦虫女 [DVD]

もっと旅すんのかな。とおもった。「裸足のピクニック」の方がシニカルだったかな。
けれども芯はちゃんとあって、よかった。
弟とのやりとりは寒い日の毛布のよう。

でも蒼井優ちゃんの細い体で、海の家とか桃もぎりとか、無理なのでは。と思ったのは、
よめが横で「他役者と比べるとほっそいな〜」と感心しとったからかも。
そりゃピエール瀧と並べるとね。
共演者が全員、よかった。森山未来再発見。

オレンジ・カウンティ [DVD]

「スクールオブロック」脚本の人がシナリオ。コメディで、ハチャメチャだけど、だんだん暖かい。
ジャック・ブラックもそうだけど、これまた競演陣が素晴らしい。

アキレスと亀 [DVD]

経過をくりぬく映画。つくることの楽しさの中で「経過」と「完成」は別物で、前者をほんと楽しそうにつくっている。
最近はできあがったものを「どうよ」ってしていた感じが強かった北野監督でしたが、
もっと楽しくつくってほしいなあ。
と思っていた矢先なので、すごく好きになった。
ラストシーンはまさに「過去のない男」→「でも、経過はあった男」なオマージュ。