ひろがる

どうも鼻の調子がよくない。
もう、ここ12年近くよくない。
鼻というか、顔面が痛くなる。
あなたそれはちくのうよ。
という各方面(主によめ)からの忠告に従い、耳鼻科の門を叩く。
受付のひとに完全無視をされる。
なんとか二度三度声をかけてみる。

僕「あのー」
受付「なんですか?」
僕「調子悪くて、診てほしいんですけど」
受付「2時間くらいかかりますよ」

何でもないやりとりだけど、とても感じが悪かった。2時間待つのはあまり苦じゃないけれど、やめた。
今は痛くないから、いいや。という気分と、勇気出して行ったのに無視されるなんてあんまりだ。徒労だ。
という気分を噛み締めながら、喫茶店でシナリオ書き。結構筆が進む。

よめからの心配メールにも何か意地をはってしまう。
「無視された。感じ悪かった」
(もう耳鼻科なんて一生いくもんか。医療の職に就くひとは商売が分かってない!それどころか、人がしんどいのにつけこんで酷い。どんだけ態度悪くても治せるのは自分だけだと天狗状態なんだろ!)
と( )内のことは言わないのだけど、思ってしまう。

一人で冷静に考えるならば、「忙しいんだからいらいらしてもしょうがねえか。また別日にゆくか」と思うのに、
心配してくれる人に意地をはってしまうのだから、人間っておかしいわ。
心配させてすまん。
と思いながらも、そういや今書いているおはなしは、そういう意地のおはなしだったりもするんだな。とひろがりも感じる。

ふがふがしたので漫画を買って読んだ。心のおやつには意地をはれない。

チャンネルはそのまま! 1―HHTV北海道★テレビ (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

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動物のお医者さん」を買うきっかけになった漫画。
おもしろーい

ぼくらの 10 (IKKI COMIX)

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もうすぐ終わりそう。しかしごちゃごちゃしてこないのが◎