プレオのこと ひっこし１

いよいよ明日、東京引っ越し開始。
といってもこれは、２月２２日に書いた日記です。
ネット環境をブログ更新前に撤去した上に、各種手続きに忙殺されてしまい、
更新を怠っておりました。東京にはすでにいますが、順を追って日記書きます。

２月２２日。

とにかく、いらないものは捨ててゆく。
という感じで書類などを整理していくと、捨てられないもののたくさん。
母校中学生からのお手紙など再熟読してしまう。

捨てる。とは意味が違うもの。売るものたち。
漫画にDVDは苦しんで売ったものの。

そして、車。６年前に新車購入したSUBARUの軽自動車プレオ。何故かMT車。
「ゾンビに囲まれたときに、MT車運転に慣れていれば生存率も高いだろう」
という理由もあり、MT仕様車を購入した。当時はアルバイト生活だったのだが、
乗り換え直前に廃車予定の自動車が100％相手のミスで壊されて、その賠償金のおかげで背中を押してもらいローンもなんとか支払えた。

プレオの由来は「さらに豊かに、そして完全に」という意味を持つラテン語からの造語。というのはあまり浸透していない、いわゆる運転慣れてない主婦層に売れている軽自動車。
とても運転し易いというフランス製の車シトロエン２cvが「農業主婦が丁寧に且つ安全にキャベツを運べるように」と作られたことを忘れてはいけない。

軽自動車ならなんでもいいや。と買ったわけでは無い。一度代車で乗ったときに「こんな操作し易い自動車、すごいや」と思ったから。教習所でのった普通自動車は「むりむり。ニュータイプでないと」と思っていた僕には、ぴったりだった。
他の軽自動車に比べて、とても曲がり易いし、疲れにくい。

キャベツは運んでいないが
四国全県一緒に行ったし、
「イート〜」では映画本編にも出演したし、
キムラくん監督作品撮影の為に京都の山奥を駆け抜けたし、
（そのあと島根、鳥取も駆け抜けた）
「ネコハコベ〜」撮影時には大阪も駆け抜けた。（車線逆走もしてしまった）

そんなプレオも東京までには持ってゆけないので、購入したお店で売却。
ディーラーさんは小さな整備工場掛け持ちで、色々無理を聞いて下さったお店。
今回はとてもいい値で買って頂けた。
そういう事も含めて、いいものを運んでいただけたプレオに感謝。

車苦手な僕にすこしだけ、車好きを与えてくれてありがとう。
また違うかたちで出会えると、いい。