あじさい
よめとあじさいを観に行く。
雨が降るかな。降らないや。へびが池を泳いでいて、僕はそれをおもしろがってしまう。
よめはこわがる。
手をつないで帰る。
レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで スペシャル・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2009/06/05
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「人生はクソで、そのクソを食べて生きている。それでも最低なことは、人を傷つけること」という台詞があった映画を思い出す。
見下したり、比べたり、持ち上げたり、全部が諭したり、批評したり、尊敬したり・・・そんなことの裏返しなのかも。
雑巾を水につけて絞れば、そりゃきれいになるかもしれないけれど、布だって痛む。
主人公夫婦はそれぞれが空回りだけど、痛みから目をそらしていないと思う。
奇妙な形で夫婦と関わる、『数学者』が「虚しさを感じることよりも、絶望することの方が勇気がいる」と言う。
虚しくなることも、絶望することも、痛いと感じたことから逃げているだけかもしれん。
ラストシーンはそうやって、絞り取られた者の静かで、壮絶で、ささやかな抵抗の姿。笑えもするし、ぎゅーっともなる。