大阪へゆく

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大阪へ。CO2上映展へゆく。
とその前に新作上映についての打ち合わせ。K支配人と。
上映に向けての意見の突き合わせを中心に。
不安になるくらい、映画興行の意見が合う。合うというか、相手の話に感服するという感じ。
うわー。と話が広がり、コーヒーが頭をきゅうきゅうにする。
昼食のために場所移動。喫茶店ぽいのに、ふりかけがサービスで出て来た。



で、CO2鑑賞。以下雑感。



「それはそれ、」甲斐正博和 監督

よくもわるくも映画的。なのか。台詞回しなどはとてもうまい。でも、うまみが痛みや不埒さに映画っぽいフィルターがかかっている。なのか。
何かうまく脳内処理できんかった。
役者はみんなよかった。たのしい。
あとやっぱり映画っぽいだけあって、画面構成がとてもうつくしい。



その後、原将人監督のライヴと映像。
8mmを三台同時映写+ミュージック。
歌はとてもふわふわして心地よい。映像もあふーんてなる。あふーんはあふーんなのだ。


けれども、間奏時に演歌っぽい語りが入るのが、何か変。それが味なのか意図なのか。
戸惑うのが残念。僕は別に説明なんかいらんかった。眠ることも許される新しい映画の試みだったのに。


クライマックスに監督自身がグズグズになっていく様は作品と作者が合体していくみたいで、映像よりも監督を見つめてしまった。



観賞後、「ネコハコベフジワラさん」の制作・じくさんとネコトレーナーのいけだくんと遭遇。
2人とも相変わらず、それぞれ猫っぽくて安心した。またみんなと映画つくりたい。



などと思いながら、映画館バイト時代からの友人に会いにゆく。音楽を聞きながら、がんがん話込む。
テンションあがった友人から沢山服をもらう。テンションあがると服をプレゼントするらしい。プレゼントするとテンションがあがるのか。



よめはお風呂に閉じ込められていないだろうか。と心配しながら夜も更ける。