いちにちめのこと

撮影一日目。

大阪在住じゃない役者スタッフさんたちはユースホステルに宿泊。という形をとりながら進む合宿撮影。

宿泊所には「息子が芝居をしとるんや」とのたまう、老人がいつも談話室で酒を飲んでいる。

で、一日目。

朝から助監督で小道具の青年部屋をおかりして、主人公の部屋シーン撮影。少しゆるい雰囲気だった現場。本番中にお話する他スタッフを音声石川くんが一喝。僕も怒れるひとにならなあかんなあ。とぼんやりする。するなよ。

地震のシーンを撮影。
地震の音は皆で部屋を引っ掻き回すことによって収録。助監督岡くんが指揮者。何故か監督はハンガー係。別助監督が投げた教科書と撮影境嬢が投げた小説が足にぽくぽくあたる。でも楽しい。



部屋を元に戻して、ずっと外で凍えていた照明さんたちに、ぺこり。

合間にケータリングさんのつくったシチューを啜り。いい気分。

初日ということで、撮影後BBQをホステルにて開催。の合間に役者は本読み。あの老人に邪魔されそうになる。軽く殺意。こっちが答える前に勝手に答えを言うひとは苦手だ。自分はやっていないか?ううむ。

BBQ。わきあいあい。しかし、なあなあでは無い。いいぞ。