今はちがう
編集作業からは少し離れています。頭冷却。
新作というか、次回作の次回作にしたい映画シナリオをどう推敲するか模索中。マンガ形式に描いてみよう。と思っていたのだけど、根気が無いし、漫画をつくるわけではないので止めた。で、無印良品4コマ漫画ノートに絵コンテ形式で思いついたカットを書き並べてみることに。コツコツやります。女の子の絵はむずかしい。
先日ベッキオ氏から譲っていただいたフィッシュマンズのDVDを観る。
フィッシュマンズ in SPACE SHOWER TV EPISODE.3 [DVD]
- アーティスト: Fishmans
- 出版社/メーカー: SPACE SHOWER DISK
- 発売日: 2007/06/27
- メディア: DVD
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スペースシャワーTVの番組が収録されていて、車、三輪車、マラソンのレースやプロレス観戦をメンバーがしている。もちろんライヴ映像もある。
フィッシュマンズの来歴に詳しいわけではないけれども、ヴォーカルの佐藤さんがもうこの世にいないのは知っている。
佐藤さんのことに詳しいわけではないけれども
「あと10年経ったら何でもできそうな気がするって でもやっぱりそんなのうそさ やっぱり何もできないよ 僕はいつまでも何も できないだろう」
なんて歌詞をそのまま歌う人がもういないのである。
けれどもDVDではそんな人が得意のマラソンで駆け抜けて、メンバーと一緒に大好きなプロレスを見て、あんまり格闘技を知らないメンバーがプロレスに喜ぶのをちょっと嬉しそうに見ているのが記録されている。
もういないのに記録されている。忘れていた人はこれで思い出すんだろうか?思い出してしまうんだろうか?
忘れたいひとなんて、いやしない。そう思いたいもんだ。しんどくても、何かそれでもいいと思う。
ベッキオ氏がどこかの何かの話題で「欣ちゃん(ドラム)は、何か熱血で苦手だなあ」と言っていたのが何だか納得できた。
それにしても佐藤さんは演奏中によく舌を出すひとだなあ。
とかそんな感じになれるDVDでした。ときどき観ます。そしたら会えるでしょう。
6年前、友人にベスト盤をかしてもらうときに「自殺じゃなくて、死にたくなるよ。気をつけて」と言われた。そんときは聴いて「なるほど」なんてほくそ笑んだけど、今はそうじゃない。