あらすじ

 けんいちとまど子という男女がいる。年はもうすぐ30代後半のように見える。2人は2人の間に出来た子供が出産できなかったことをひきずりながら生活が傾きかけたようだ。けれども2人はなんとかもちこたえた様子。

 ところがある日を境にけんいちは眠れなくなり、まど子は食べることができなくなる。

 けんいちとまど子という2人は思いついた。

 食べれないなら、食べなければいい。眠れないなら、眠らないで過ごそうと。