短編映画のバカ。

ぽっかり。シナリオ妙案が浮かびました。

あと、はじめて映画をつくるという人の撮影をするかもしれません。ほぼ確定ですが、一応台本を読ませてもらってからということで。

さて、他の監督さんの告知でございます。東京はユーロスペースという劇場にて村松正浩監督が監督された短編映画「橘くんのバカ。」が「ハヴァナイスデー」という短編映画特集上映で、上映されます。東京在住の方は是非。

ttp://www.eurospace.co.jp/detail.html?no=53

作品詳細などはPFFホームページからも飛べますよ。探してみよう!

村松監督とは2年前、「おわりはおわり」がPFFに入選して、その説明会に東京ぴあ本社へ行った時に初対面。僕酔っぱらた上に入選監督さんだと思いこみ挨拶をしてしまい「ブログ読んでるよ」とどきりとする言葉を掛けられたことは思い出さずに、作品などのことを少々。

少々と言っておきながらも、あんまり観てない人には語れないのです。村松氏監督作品は1年前から「シンク」「手の話」「晴れた家」と観てきたのですが、どれも語ったとしても、観ていないひとには通じていないとおもう。

今年夏に東京で「シンク」「晴れた家」映画上映会に伺ったときに監督の友人さんから「彼の監督した映画はねえ。シナリオの時点ではわかりにくいし、理解を示しにくいんだよね。でも完成すると、わかるんだよ」と仰ってて、これって映画監督冥利に尽きるよなあ。と思ったことがある。それどころか作品自体が映画冥利に尽きる。ってところぐらい。

ただ、まあ、それはそれで苦しいこともあるのも、わかってしまえる。語っても伝わんないけどね。だから映画にしてるんじゃん。そいつらを吐き出すだけのことも「救い」である。そんな風に思わせてくれるので、僕は「橘くんのバカ。」は好きだ。

村松さん。残念ながら僕は劇場まで足を運べませんが、夏にお渡ししたキューブリック裏ビデオを僕だと思って、見直してから舞台挨拶に臨んで下さい。