もはやおぼろげ回顧7月18日

早朝。Hさんと駅前で朝マック。朝から「日本沈没」話。

傘をいただいて、大森駅から千歳烏山まで(電車で1時間位?)熊谷まどか監督(以下まどさん)宅へ。まどさんは昨年もPFF入選、入賞されていて、なんだか仲良くなったナイス主婦です。旦那様のIMOさんは音楽担当さんで、これまたナイス主人。そんな主人さまが駅前にキュートな愛車フィアットでお出迎え。車知識はそんな無いのですが、イタリアの名車ですね。誰にも分るように説明するならば、ルパンが乗ってたヤツ。これなら、オバちゃんでも分るらしい。

落ち着きのある一軒家、熊谷邸にてOさんとも合流。お水を飲んで、Oさんと渋谷へ。

この日は3作品鑑賞。
グラウンド・ゼロ」は全然期待していませんでした(すみません)けれど、中々心地良かったです。お話自体は心地良くないのでしょうが、あっけらかんとしてしまえるところに好意を持ちました。

「ダイバーのリズム」これも良かったです。ナレーションが無いのは正解。意図的にはぐらかした構成も面白いし、なんといってもTシャツの女子はいいですね。Oさんは「女子が水着だろ」とツッコンでましたが、確かに男子の方がシャツ姿でモジモジしているのも面白いなあ。と思った。それだけにやはり印象としては「状況」が先行し過ぎていたのかもしれない。

んで「ニューヘアー」2回目。あれ?1回目より何か違って見える。ヘンなの。上映終了後舞台へ上がると、駆けつけて下さった小林でびさんが何だかニコニコしてこっちを観ていて恥ずかしかった。質問があり

「何を伝えたかったのですか?」

ぐはあ。これはトドメだな。作ったきっかけとかで誤摩化して答えました。さらにPFFスタッフの司会さんからも質問が飛び出し、ふにゃふにゃ答えて、僕はロビーへ。ぼんやりしているつもりでいた。

すると、今回PFFのドキュメンタリーを撮影している監督さんがやって来て雑談。先日、インタビューを受けたのだ。
なかなか楽しい人だな。と思っていたので深く映画談義。

 プログラム終了。
 
 なんと専門学校時代の友人が2人も見に来ていて声を掛けてくださった。1人は16ミリで初めて監督した短編に出演して下さった人だったので、感激。
 さらに遠くから視線を感じて、見ると、ちょこんとかわいらしい女の子が立っていて、声を掛けて下さった。どうやら自主制作映画に興味が有り、そういった学校に入って、初めてPFFに来て下さったようだ。「好き(な作品)です」と言われて「参考にしたらアカンよ」と答えておいた。

 1回目上映のとき、おじいさんのお客さんに「温泉に浸かった気分です。ありがとう」と言われたりしたのも含めて、観てもらった人に「好き」と言われるのは最高。

 そのあと、Oさん、でびさんとお茶をしながら雑談。でびさんもお仕事へ旅立ち、僕らはまどさん邸へと戻った。

 そしたら「はっこう」の助監督であり、カツモクエイガにも参加していただく、井上都紀さんからメエル。(「ニューヘアー」観に来て下さってたのだ)
『体調が悪かったのが治りました。あの質問はタブーです』(一部割愛致しました)
ありがたいなあ。
 
 まどさんが帰って来て、おいしい中華をごちそうして下さった。一緒にムツゴロウの番組を観て、眠りにつくのであった。

 つづく。