念力集チュー、ぴきぴき、ドカーン

 お昼から、主演のMくんとその相方Aくんが制作する、徳島出身バンドのPV撮影お手伝い。

 こうなったのは、まずAくんらがPVを完成させたものの、バンド側からNG。バンド側のシナリオ通り撮影することに決まったのだ。しかし、内容はCG全開の内容から実写部分だらけのものに。僕を実写撮影経験深いと勘違いした彼らからヘルプの声がかかったのだ。

 曲はおいておいて、AくんらのPVはなかなか面白かったのと、バンド側のシナリオが普通過ぎるのと、みっちりスケジュールにテンションは下がり気味のまま撮影現場へ。

 まず、いきなりトラブル。ロケ車に使うワゴン大破。僕の車とMくんの車で移動。ドライバーになっちゃったよ。

 現場でも、何故か殆ど演出することに。したこともない『演出』にアセアセしながらもスケジュールを消化。Aくん、Mくんも疲労が限界に近い。バンドメンバーさんも気を使いながら撮影に参加。

 同じパターンの繰り返し撮影なので、テンポも良くなり、皆繋がっていく感じ。夜、休憩したカフェでは僕の視線の奥にいる女子が大変かわいらしくて、よろし。店員のオネーさんの髪型もかっこよくて、よろし。

 深夜0時。パチンコ屋さん協力の元、パチンコ屋での撮影をもって撮影終了。まだライブ映像があるそうな。僕は参加できん。シナリオ書かなきゃ。

 上映会のことに興味を示して下さったメンバーさんもいてありがたかった。正直、何も響かないシナリオの元の撮影だったが、これが人との邂逅ってヤツだろう。経験に勝るモノ無し。

 深夜帰宅して徳島新聞夕刊を見ると、先日取材を受けた記事が。カラーだ。僕はレディオヘッド×サウスパークTシャツを着ているのによく許可が降りたもんだ。写真が嫌だったからあのシャツ着て行ったのに。