できてもいないけれど
短編映画をつくります。
ほんとに久しぶりにほぼ1人でつくります。
さすがに役者さんはいます。ふたり。
さすがに共同制作もひとりいます。
きっかけは「おわりはおわり」制作のHさんと7月に飲みに行ったときに、「且つて出演していただいた女優さんをもう一度映画に出そう」
とその場で電話をしてオファー。酔った勢いでもなく、なんかすんなり出演者だけ決まりました。
約3ヶ月後。ぼんやり書き始め、ぼんやり書き終わったシナリオ。
ぼんやり打ち合わせをした際には女優さんにも気に入っていただけて、実はアテ書きだったので、やはりその場でもう1人の出演者に電話オファー。
後日シナリオを読んで頂いて、許諾を頂きました。
ほぼ1人でつくる理由は「おわりはおわり」「ニューヘアー」などのフットワークに立ち返る。
という目的もありますが、スタッフワークの現場を経験した上での立ち返り。というのも何だか頭の中にあります。
確かかどうかはわからんけれども、それなりに技術を見てきた目と寒さに震えたこのからだで、何ができるんだろう。
という好奇心もあります。
「おわりはおわり」以降はどこか「誰彼が観たら喜びそうなものをつくろう」
と考えていたのですが(本当に考えていましたよ)それもどんどん単なる「気遣い」になっていきそう。
などと不安に思ったものですから、「おわりはおわり」以前の封印時代。専門学生時代の作品に漲っていた
「くそやろうども、クソヤロウドモ」っていうアレ。アレを思い出して、さらに観客に楽しんでいただこうという挑戦でもあります。
故に奇妙で素敵でもあったKEGILIE傘下という形は勝手にやめます。MayFly制作ではありますけど。
完成は年内予定。
公開未定。
いつものことなのは、これだけでしょうか。
MayFlyNo.004
短編映画「10ねんののちに」
出演:清水 宏香・平松 宣晃
監督・脚本・編集;川原 康臣
制作:川原康臣・堀江裕郎
撮影もできていないくせに情報漏洩でした。