あおいとり

よめは久方ぶりにおでかけ。
僕は結局「ポニョ」のDVDしか買わなかった。
よめは新しいかばんを買っていた。

DVDで「スーパーの女」を観る。出演者のなんと演技のうまいことか。のびのびでもあり、裏打ちされた意図がそれぞれにある。で、それがとてもさりげない。
そのさりげなさが、とてもわかりやすい。だから、色々よめぷくとはなしをしながら観れた。

○まるで◇△スーパーみたいやなあ。
○白菜の根っこの切り込み、みたことないわあ。
宮本信子の鮮度に問題発言(大爆笑)
○なぜ回転すしで語らう?
伊集院光のあのニット帽子は・・・・
○蛾次郎スーパーカーアクション


それはそうと、今日は原稿お仕事のために「青い鳥」という映画を観ました。
重松清原作。
作者の本が説教臭いところが苦手なひとにはとことん苦手かもしれないけれど、僕は重松清の説教臭いところはあんまり気にならないし、大抵の著書の芯にはどうしようもできない人たちの慟哭のようなものがあって、そこが好き。
で、その慟哭がきちんと描かれていたので、よかった。
生徒側の主演とも言える、本郷奏多くんはその慟哭が慟哭らしくて、とても適役だった。犬がかなしくなって「どうしてなの?」と鼻を濡らして震えているような感じが、つーん。と来た。ちょっとマイミクのヘッドフォンカメラくんにも似ている。
阿部寛はもはや何に出ても反則になりつつあるぞ。

レビュー原稿は今月25日発売の徳島地方情報誌050に掲載されます。ずっと書かせてもらってますが、まあ改めて告知ということで。


青い鳥 [DVD]

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崖の上のポニョ [DVD]

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