ガメラ2をおもいだせ

土曜日。「クローバーフィールド」を観に行く。予告篇中で喋る輩どもを皮肉った映画だと思う。どこまでも自分が安全で、画面内のことは『大丈夫』って笑える阿呆ども。自由の女神アタマがどんごろがって来ても、写メール撮ってるハイプたちがかなり笑えたし、そいつらがワケもわらからず戦火に巻き込まれる様は哀しかった。

ぶっちゃけ怪獣映画で、市民視点というところを手持ちカメラで通す手腕。といったところか。しかしそれを支えているのは効果音。ハンディカメラでは捕らえられない音をさりげなく強調して不安感、臨場感を音楽無しで煽る技術に脱帽。すげえっておもったらスカイウォーカー・サウンドだった。

クリーチャー造形は相変わらずハリウッドな感じで、ちっとも怖く無い。「ガメラ2」レギオンを超えるものでは無し。一カ所「ぎょえー。こえー」と小声を挙げたシーンがあって、そこは一生頭にしまい込んでおこう。(監督は絶対「ガメラ2」を観ている。と思ったシーンでもあるし)

すだちくんの頭がどんごろがってきた時は、大切な人の手を離さずにとんずらしよう。

と、N氏に会うが、発熱。Mくんとの約束もドタキャン。

夜はダウンして、翌日、桜などを。これはまた明日。