何にたとえたい

ゲド戦記」観た。

のっぺりとした風景は原作選択の問題だろう。作画や動きは死ぬ程ヘンでもないし、かといって「すげえ」と思うものでもない。

けれど、これもこの作品の「云いたいこと」を探れば全然苦にならない。ただ、その「云いたいこと」を本当に人物が15分ごと(体感ではそれくらい)にそのまま言ってしまうのでは、こちらが探る余地もないし、感じることができない。アニメーションならではの躍動がそれらを何かに例えようとうねるから、味が出せた作品なのではなかろうか?惜しい。

野良仕事とその後のパンにチーズとタマネギ乗っけたヤツを食べるシーンは何かに例えれたんじゃないだろうか。ウマソウダ。