抜歯

lostyami2005-09-17

 親不知を抜く為に歯科医へ。何だか今日は奇麗な看護婦さんが多いなり。
 抜歯はあっという間に終った。あまりにもでかいので「記念に下さい」とポケモンのビニールパックに入れてお土産にもらうことに。

 帰宅して、『イン・アメリカ』にセットで付いて来た『シザーハンズ』のDVDを見ながらシナリオを推敲。廉価版のDVDの監督コメントって英語だけで、字幕も付かないからしんどい。ティム・バートンのしゃべってることはともかく、音楽のダニー・エルフマンの解説はかなり気になる。いつか怪獣映画を撮るのが目的ではあるのだが、そのとき音楽をやって欲しい人はダニー・エルフマンだ。ゴブリンもいいかな。

 幼いころ、親戚の家に遊びに行くと、いつも親戚のお姉さんは僕にゴジラのビデオを借りて来てくれた。タイトルが前に見たモノと被ることはなく、そこに大人のきっちりした優しさを感じたりもしたものだ。
 印象的だったのは「モスラ対ゴジラ」土の中から全身を現すゴジラ(まゆげが異常に太いのがキュートだ)ゴジラから必死で卵を守る親モスラ(その気になればゴジラをやっつけれた)そして自分の犠牲となった親モスラの仇をうつべく知恵を振り絞りゴジラをやっつける双子の幼虫モスラ。変な話しだが僕にとって怪獣映画にはこういった愛情
が映画の中にも外にも溢れ出ていた。

 このことはあんまり話さない。ゴジラはどうやっても根源に『怒り』が募っているもので、それを何だか奇麗な思い出として語るのは変な気分だ。それでも僕はこの異形のモノを心から愛している。

 『シザーハンズ』を見ているとなんだかそんな気分でいっぱいになる。