やめてしまう人

 バイト仲間のOくんが消えてしまった。バックれた。そんなヤツじゃなかった。んだろうか?僕はどれくらい人のことが分っているんだろうか?やめれるもんならやめてみたいもんだ。こんな考え。

 やめてしまう人たちへ、やめてない人もいつかはやめるだろう。でもあんたたちより後だ。あんたたちより・・・と比べられてしまうだろう。でもそれはあんたたちが原因だ。あんたたちはひがみもするし憎みも増すだろう。それはやめなかった人も同じだ。だからこそ僕は戻って来て欲しい。だれも望んではいないだろう。離れることなんて。「さよなら」がつく決別にはそれぞれ行き先があるだろうが、それが無い決別には行き先が無い。どこへ行くの?