マヌケ

 ある小説の上巻を読んでいたら、急に下巻の行方が気になった。部屋を探してみるとやはり無い。必死で探して「なあーんだ」的な場所で見つかる。そして読んでいた上巻の行方が分からなくなる。

 バイト先で社員さんに「就職する気は無いか?」と聞かれる。漫画喫茶にそんな展望も抱いていないし、この空間で過ごすこと自体理解し難いので、「無理です」と答える。映画作ってるんで。といいわけ。そういや完成してから気が抜けっぱなしだ。また作らねば。