移動はないけれどロードなムービー

ずっと映画の感想を記してなかったので。あともうすぐ労働期間に入るので。

アウトレイジビヨンド』


バカヤロー、コノヤローに比例してスミマセンの数も多かった。
大人が、しかもやくざがスミマセンとしょぼんと縮む中で人間がぱかぱか死んで行く。
その中をゆるゆると抜けていく主人公、大友。別に生きたいわけじゃない。
ちょっと笑いたいだけなんだ。という感じがさみしくていいな。
そういう放蕩をたのしむ作品だと思ったし、楽しい。そして放蕩の幕切れもシンプルで。いい。


『ドライヴ』


二度と戻れない場所ができてしまう寂しさと、かっこよさ。
1ミリでも演出がずれていたら爆笑映画になっていただろうな。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q


こちらも引き返しようのない世界で壮大に拗ねる男の子と闘う女の子の映画。
手は引いてもらったのだから、踏み出さなきゃね。って思えた。